『ハープを通して、自分らしく輝き、自分を大切にする時間を』
教室理念
1.音楽を通して、自分らしい歩みを伴奏します
「できた!」を共に喜び、音楽を通して自己実現を応援します。
技術だけでなく、表現する楽しさや喜びを分かち合える場を目指しています。
2.型と基礎を大切に、音楽技術の向上を支援します
基本の型や音楽のルールを学ぶことで、美しい音色が生まれます。
技術の向上と演奏の達成感、喜びを感じられるようにサポートします。
3.音楽を表現する過程を通して、精神的成長を引き出します
ハープ、音楽を通して自分自身と向き合う時間。
ありのままの自分に気づき、成長する過程を大切にします。
Muiuetの特長
「基礎から自由へ。あなたの音に寄り添い、自己表現と成長をサポートします」
Muiuetハープ教室では、ハープの基本姿勢や指の動きといった“型”を大切にしています。
無駄のない美しい動きを身につけることで、自然に、そして無理なく美しい音を奏でることができるようになります。
これは日本の伝統芸能や武道にも通じる「守破離(しゅはり)」という考え方に近いものです。
守:まずは型(基本)を忠実に守り、身体に染み込ませる
破:型を理解した上で、自分なりの工夫を取り入れる
離:最終的には型を超えて、自由に表現できるようになる
Muiuetでは、この「守・破・離」の流れを大切にレッスンをしています。
基本を丁寧に身につけることで、やがて自由に表現する喜びと、音楽を通じた心の成長が訪れます。
講師の役割は、生徒さんがこの道のりを歩む過程に寄り添い、伴走者としてサポートいたします。
教室名の由来
ハープ教室「Muiuet(ミュイエ)」という名前は、
フランス語でスズランを意味する muguet(ミュゲ) にヒントを得て生まれた造語です。
スズランは幸福の象徴とされ、フランスでは5月1日のミュゲの日(スズランの日)に
大切な人へ幸運を願って花を贈る習慣があります。
「Muiuet(ミュイエ)」という言葉には、
“我(g)を愛(i)に変える” という想いを込めています。
ハープを通して、自分を大切にし、穏やかに心が満たされる時間を
生徒さんにお届けしたいという願いが込められています。
さて、「我」と聞くとどんなイメージがありますか?
我を通すとか、我儘(わがまま)など、あまりいいイメージがないかもしれません。
私も昔は(今も?笑)我が強かったり、我儘なところが多くあり、周りと衝突してしまったり、
迷惑をかけてしまったり…そんな自分自身をあまり好きではなく…
どちらかというと自分自身が嫌いでした。
そんな私がハープと出会い、ハープを、音楽を通して自分自身の内面を見つめて表現して
いくことを学びました。また、クラシック音楽では楽譜、音楽を通して、偉大な作曲家の
メッセージを見つめること、他者を理解しようとすることも自分を深く理解することにつ
ながることを学びました。
すると、不思議なことに、ハープを奏でると自分自身の悩みや葛藤に気づいたり、反対に
自分自身の素晴らしい面にもたくさん気づくことができました。
そして、自分を深く知るうちにそんな不完全な自分自身「我」を「愛」しく思うことがで
きるようになりました。そして、夢だったハープを教える資格を手に入れたり、お客様の
前で演奏する機会を得たり、コンクールで賞をとることができたりしました。ハープの音
色もこのころから柔らかくなったと言っていただくことができました。ハープを通して自
分を知ることで、自分がやってみたかったことに挑戦できるようになったのです。
この経験から、我(われ)をそのまま受け止め、愛することができたとき、自分らしく輝
くことができるのだと学びました。
音楽を学ぶことは、技術を身に着けることだけではありません。
音楽を通して自分自身=「我(g)」を見つめ、知り、受け止め、そして「愛(i)」してい
くことだと考えています。
「ハープを通して、自分らしく輝き、自分を大切にする時間を」
幸福の象徴であるスズランのようにあなたがあなただけの花を咲かせることを願っています。
